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公開授業

「日本近代黎明史Ⅱ(後期)」受講生募集

誠館大学・吉田松陰研究所の野村興兒所長(学長)と三宅紹宣副所長(広島大学名誉教授)が講師となり、公開授業「日本近代黎明史Ⅱ(後期)」を開講します。
日本近代への歴史の流れについて、その時代背景も含めて講義します。

日時:令和6年2月29日(木)
場所:至誠館大学1号館102

※前期・後期合わせて出席された方に、修了証書を進呈します。

公開講座の内容

①10:30~12:00
「山尾庸三とヘンリー・ダイアー(工部大学校)」 野村興兒(至誠館大学学長)

講座の狙い ペリー艦隊来航以来、わずか半世紀余りのうちに我が国は、欧米の先進技術を導入することができたのは何故か、その理由を明らかにする。
講座の概要 工部大学校の都検に選ばれたヘンリー・ダイアーは、理論と実践を統合した体系的、組織的な工学教育を行う新機軸を提案。工部省の山尾は欧米各国でも例が少ない本提案に賛成。開学以来211名の卒業生は、実業界・官界・学会等でパイオニアとして活躍し、工学会を組織、日本工学の中心的役割を担う。
メッセージ 明治の近代化は、決して薩長の力だけで成し遂げられたものではない。工部大学校の卒業生の多くは旧幕府の下級武士の子弟。

②12:45〜14:15
「久坂玄瑞の生涯」 三宅紹宣(広島大学名誉教授)

講座の狙い 久坂玄瑞の生涯について、吉田松陰のもとでの修学から禁門の変での自刃までをたどり、松陰の思想を継承していることを具体的に明らかにしたい。
講座の概要 1 生まれと修学
2 吉田松陰への入門と江戸遊学
3 長州藩の攘夷方針への転換
4 長州藩の攘夷決行と8月18日政変
5 禁門の変
メッセージ 久坂玄瑞は、吉田松陰の幅広い海外認識を受け止めて活動しており、その攘夷運動は単純な排外主義ではなかったことを明らかにしたい。

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