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お詫びとお知らせ

萩ものがたり第13巻「井上剣花坊」(67ページ)の第一部「剣花坊の生涯」本文は、川柳愛好家・山本儀雄氏(山口市在住)が川柳機関紙に掲載した記事を、同氏の了承のもとに補足・加筆して転載したもので、序文中にもその主旨を掲載しています。

この度、この第一部のうち、転載元の川柳記事のかなりの部分が、坂本幸四郎氏(故人)著「井上劍花坊・鶴彬」(リブロポート・1990年発行・絶版)からの引用であることが判明しました。

原著者のご遺族に、その旨ご報告し出版・販売にご理解をいただきましたので、その出典を明記するとともに、お詫び・お知らせ申し上げます。

なお、山本儀雄氏から「故坂本幸四郎氏並びにご遺族、また萩ものがたり関係者に大変なご迷惑をおかけしました。衷心よりお詫び申し上げます」との謝罪がありました。

坂本幸四郎氏(1924~1999)は、北海道函館市に生まれ、42年北海道庁立函館中学校を卒業後、国鉄に入社。45年に官立無線電信講習所(現・電気通信大学)を卒業、国鉄函館船員区勤務。80年、青函連絡船摩周丸の通信長を最後に国鉄を退職されました。
主な著書に「青函連絡船」(朝日イブニングニュース社・1983)、「わが青春の青函連絡船」(光人社・1989)の他、「現代川柳の鑑賞」(共著・たいまつ社)、「新興川柳運動の光芒」(朝日イブニングニュース社・1986年)など近代川柳関連の著作を多数出版されています。

なお、萩市立図書館に「新興川柳運動の光芒」などが収蔵され、井上剣花坊・信子を中心に近代川柳の歴史が詳しく紹介されています。

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